強めのA#をちょうだい

アカペラという広い海域を泳ぐかと言えばそうでもない。

今更Nostalgieの感想とか。

こんばんは。どうも、つかたんです。

ブログ始めたは良いけど、何から書けばいいのやらという相変わらずの見切り発車。

何を書こうか迷ったんだけど、まぁ、最近の話するのが一番かと思ったのでthe XAVYELLSの話をすることにします。

 

とはいえ、どうにもセトリなしでのライブ感想ってワタシにとってはかなり難しいもので。(あの曲の照明が、演出が、って言いたいタイプなので)

色々考えた結果、今更アルバムNostalgieの感想を書こうと思います。いまさらー。

 

xavyells.jimdo.com

アルバムについてはこちら↑参照。

感想と言いながら音楽の知識がないのでどうにも感覚的な話になりますが、そういうのが好きな方だけついて来て頂ければ。

という訳で早速まいりましょー。

 

とはいえ、まず誰やねんってところから。

the XAVYELLS(ザ・ザビエルズ)は、神戸三宮を拠点に活動するアカペラグループで、トップテナー、セカンドテナー、ハイバリトンバリトン、ベースボーカル、ボイスパーカッションの男性6名編成です。(10月25日でハイバリトン抜けちゃうけど。)

活動開始は2011年3月16日。現在7年目という、まぁ、まだまだ若いグループで、最年長31歳、最年少23歳(もうすぐ24歳)の平均年齢は27歳かな?結構アラサーだったw

全国各地でも勿論歌っていますが、彼らは毎週水曜日に三宮にあるCASH BOXで20時からレギュラーライブを行っています。(1D付、3000円)

という訳で気になった方は是非とも立ち寄ってみてください。

 

ステマだと思ったらかなりのダイマでびっくりしてるでしょ。←

ダイレクトマーケティングしか出来ないんです。基本、10か0か。

そんな訳で改めて彼らの最新アルバムNostalgieの感想。(と見せかけたダイマ←)

 

アルバムNostalgie(ノスタルジー)は2017年5月14日に新神戸オリエンタル劇場にてリリースライブが行われました。

通販などは行われていませんので、手に入れるにはライブ、イベントに足を運ぶしかありません。敷居が高いようで、予定さえ合ってしまえば「見て、イイと思ったその瞬間に買える」というありがたい一面も。

 

さてさて、ここからは一曲ずつ掘り下げます。

1.It's A Small World

まずは夢の国から一曲。リードはセカンドテナーのQuoくん。

この曲は認知度が高い分、アレンジは色々難しかったんじゃないかなーとか考えながら聴くのですが、皆さんはこの曲聴くとどんな風景が思い出されますかね?

ワタシはDランドにある同名アトラクションの外側に設置された大きいからくり時計を思い出します。この曲も途中一瞬音声にざら味の混じったスローダウンの瞬間があるんですが、そこは何となく就寝中の夢の中のようなイメージ。

メンバーもこの瞬間は静止だったりロボットダンスだったり、何となく時計(時間)がゆっくり流れているような雰囲気。そこからまた元気に起き出す瞬間は朝日を浴びてキラキラしているような。

そしてベースボーカルRennくんがぐっと前に出て、一節リードを取ります。

最後終わる時には何か一冊絵本を読み終えたような読了感があります。

カラーイメージはオレンジ、黄色、ピンクのポップなのをミニパーで、スローダウンのとこはダークブルーにオレンジ系のサスが6本落ちてる感じ。

 

こんな感じで12曲やるので、ホント時間ある時に読んでくださいね(笑)

 

 

2.Lion Sleeps Tonight

ジャングルの鬱蒼としたようなサウンドから始まるのは、アカペラ界ではお馴染みの「ライオンは寝ている」です。リードはトップテナーのHummerさん。

これもまたシンプルな曲なのでアレンジが難しそうなところ。でも実は原曲って聴いた事ない。これの原曲って誰のどのバージョン?ってぐらい数多くのアーティストがカバーしてる曲ですね。

コーラスはひたすらに「♪あっうぃんもえっ」(って聞こえる) 実際譜面ではどうなってるんでしょうね。気になるところです。

途中ハイトーンのコーラスが入ってくるんですが、これがバリトン担当のGottiさんっていうのが個人的にはアツい。っていうか基本ザビのメンバーって出せる音域がすっごく広くって、さっきまで下にいたと思ったらもう上にいたりするから面白い。

あと最後一斉字ハモからのハミングで終わるのがすっごい好きです。

ライブでは、知ってる、よく鳴き声を聞く動物は勿論「鳴き声聞いた事ないけど、この動物どんな風に鳴くんやろ」みたいな動物まで鳴き真似してくれるので*1、好きな動物、鳴き声を聞きたい動物がいたら是非ライブに足を運んでみてくださいw

 

 

3.Heigh-Ho

ここに来てthe XAVYELLS初の一発録り曲。

アルバムは7枚目になりますが、実は初めての試みだそうです。

普段イベントで使うケーブルマイクで一発録りしたそうです、三回。(それ一発録りって言うのか。)

という訳でメンバーのお喋りも含めて収録されてるのが何だかほっこりしますな。

リードはバリトンのGottiさんなんですが、こちらも最後かなりのハイトーン出てるのでほんとに音域の広さにびっくりです。(ただしライブでの打率は疲労に反比例する←)

あとこの曲はボイストランペットが多用されていて非常に耳馴染みが良いです。ミュート被せたボイトラ大好きマンなので、この曲は結構好きの上位にいたりします、実は。

ザビは音質(声質?)が似てるのか、みんなボイストランペットがすごく上手いので、是非聴いてみてください。

 

 

4.Amazing Grace

来ました、アカペラ王道中の王道。リードはHummerさんとQuoくん。

のっけから字ハモ。っていうか圧倒的に字ハモ、ユニゾンオンパレード。

最初の字ハモから、平歌で二音のハモリになった瞬間の研ぎ澄まされたような音のぶつかり合いは、色なしのパーライトをただ並びで当てるようなものだけれど、それが次のセクションでコーラスとボイパが乗って6本の線になると、各々の境界線が交わって広がって、ふんわりと会場を包むんです。

イメージはオレンジ+ピンクにパーライトサス6本。

……伝われっ!←

 

 

5.All Of Me

Rennくんのベースで始まるこの曲は今月25日で脱退してしまうTwollyさんリード。

ものすごくジャッジーでおしゃれなこの曲、去年のTwollyさんバースデー企画の時にGottiさんがアレンジしてプレゼントした曲だそうで。何なん、そういうのめっちゃ好き←

途中掛け合いコーラスがあるんですが、これも高音パートはGottiさん。(低音パートはTwollyさん)

ベルベットの赤ドレープにスパンコールで、そこに左右ころがしで斜めにクロスするようにパーライト置きたい。

ライブでは2番からTwollyさんが客席降りで歌ってくれる時もあるのですが、個人的にはその後の「Thank you for coming the XAVYELLS Live!」って言うあとに拍手を!したいの!!

その方が直後のスローダウンが生きるような気がするんです。なので良かったら皆さんご協力ください。。。

 

 

6.My Favorite Things

こちらはこのアルバム唯一のベースボーカルRennくんリード曲。

皆さん、サウンドオブミュージックというミュージカルはご存知でしょうか。

雷を怖がる子供たちに、先生が元気付けるように「自分のお気に入り」を羅列したら怖くなくなるよ!って言う曲なんですけど、うん、怖いよね、こんな声の先生w

いや、まぁ、大人アレンジって事で、Rennくんリードのこの曲。

Broad6のカバーした同曲知ってる人はその雰囲気に近いけど、ブロードより少し大衆向けかな。スタッカートが効いてる分、ちょっとさっぱりしてカラーイメージが少し違う感じ。

カラーイメージはBroad6の方はダークパープルだけどザビはダークブルー。

それよりベースがリード取ったら誰がベースするねん、って事ですよね。それがね、Rennくんの次に声の低いGottiさんなんですけど、何というか、安定感すげぇ。(突然の語彙の欠如)

普通、バリトンがベースするとやっぱり無理な音域出してるからか、音が浮く感覚があるんだけど、それが全然ないんですよね。これはほんとにザビが一番。すごい。

途中、コーラス4人がユニゾンしてるとこはひょっとしたらBroad6みたくソロ回しでも良かったかなーとも思うけど、最後の♪ラララランラがRennくんパートなのでもうそれだけで十分幸せ。

♪ラララランラから最後の低音までゆっくりおりていく感じがとても好きです。

ここだけやたら長いけど推し曲だから許して。

 

 

7.My Way

アルペジオから始まるQuoくんリードの優しい曲。

死ぬ間際に自分の人生振り返って「良い人生だったな」って思える人なかなかいないんじゃないかな。一番若いQuoくんが歌うっていうのもまたミソなんじゃないんだろうかと思ったり。最近はライブでもそんな話してますね。

カラーイメージは少し薄めのオレンジにあの窓枠のネタ仕込んでホリに当てたい。もしくは斜め上からオレンジ。窓枠の外から強すぎない夕陽が部屋の隅に差してるイメージですな。

個人的には「I've loved」のところのそっと追いかけるようなコーラスアレンジが好きです。

基本的にどの曲もそうなんだけど、アカペラってハーモニーを重ねるその瞬間の優しいようで時折薄氷の上を歩くようなヒリヒリしたような空気がワタシは好きなので、特にこの曲は生で、ライブで聴いて欲しい曲です。

歌い終わって、マイクを下ろす瞬間、会場全員が知らず止めていた息をふっと吸って

そして割れんばかりの拍手を送る、その瞬間を体験して欲しいです。

 

 

8.Green Green

アルファベット表記にされると一瞬わかんないけど、多分誰もが教科書で一回は歌った事あるんじゃないかって曲ですね。

リードを回しながら英語詞と日本語詞を織り交ぜて歌ってるんですが、リードの人物と英語、日本語のそれぞれのマッチングがかなりいいです。

あとコーラスのスキャットがかなり遊び心に満ちていて良い。「What's up!?」とか、思わず歌っちゃう。

 

 

9.旅愁

ここで一気に色味が変わるんですよ。多分長い事聞いてるとわかんなくなっちゃうんだろうけど、最初はこの曲順結構びっくりだった。

ベースの響きのせいなのか、パーカションの音色が変わったからなのか、同じ4人が上で歌ってるはずなのに、何故かこんなにも音色、感触が違う。

カラーイメージもグッと濃いめのオレンジにちょっと赤とか混ぜちゃったりしてエリスポで模様とかも出しちゃったりして。まさに紅葉のイメージですな。

ニゾンとUhAhのバランスがいいのかな、ちょっと最近ライブで聴く機会が減っていたので上手く分析出来てないので、また秋になってきたここらで聴けたらいいなぁと。

リードはGottiさん。

 

 

10.見上げてごらん夜の星を

そこから日はつるべ落としのごとく落ちて行って、景色は夜。

一気にカラーイメージはダークブルーに。ミラーボールに明かり当てて、回さずに置いときたい感じ。

リードはHummerさんです。

ほんと、「上を向いて歩こう」もそうだけど、こういう曲に合う声質なんですよね。

これも生で、っていうか、生声で聴きたいです。

転調の時にほんのり寂しくなるのは本当に何故なんでしょう。

 

 

11.思い出のグリーングラス

最近聞いてないねー。個人的にはもっともっと歌い込んでから円盤に入れて欲しかったなーって気持ちが無きにしも非ずな曲なので、もっとライブで聴きたい。

見る度に「明かりグリーンにすれば曲が成り立つ訳じゃないからな!」って思う。

もうちょっとアレンジも捻って良かったかな、って原曲知らないワタシが言うアレ。すいません。

 

 

12.聖者の行進

どちらかというと昔リコーダーで吹いたイメージが強いようなこの曲。

行進ドラムのビートがたまらなく好きなワタシにとっては、ご褒美のような曲ですな。

リードはTwollyさん。

何というか、この曲こそライブで楽しむのが一番な気がする。

C&Rとか、どんどんリズムが変わる手拍子とか、ホントに体感するのが一番な曲。

CDでは3分だけど、ライブで3分で終わった所を見たことがないww

Twollyさんが最後Yeah!って言った後のやりきった顔を見るのが非常に好きです。

 

 

以上、Nostalgie収録の12曲、超個人的感想でした。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

少しでも気になった方はぜひぜひthe XAVYELLSのライブ、もしくはイベントへ。

そして、the XAVYELLSはTwollyさん脱退に伴い、新メンバーの募集をしております。

ライブイベント情報、オーディション情報などはこちらから↓

xavyells.jimdo.com

以上、ステマに見せかけたダイマのお時間でした。

お付き合い頂きありがとうございました!

 

12曲って意外と多いね……。3時間掛かったよ……。

*1:主にRennくんが